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執筆者の写真MZM

『痛みと心のお話』


皆さんこんにちは。

新たな年を迎え心機一転!

する予定が未定の副会長、野間です。

今年の冬季うつは実にしつこい。

ストーカー規制法で逮捕してもらいたいくらいしつこいです。

やだねー。そだねー。

さて、今回はワタクシの体験を綴ってみようと思います。

まぁコーヒーでもビールでも飲みながら読んでくださいませ。

さて皆さんレディー・ガガはご存知ですか?

数年前について大旋風を巻き起こし、

グラミー賞にも輝いた歌姫の一人です。

奇抜なファッションや積極的な慈善活動により社会に向けた強い発信力も持っています。

またバイセクシャルであることをカミングアウトしており、

LGBTの支援に対しても積極的に取り組んでいます。

そんなガガは数年前に病気治療のため休養期間に入りました。

『線維筋痛症』という聞き慣れない疾患の治療なのですが、

私には馴染みのある疾患です。

なぜなら私も線維筋痛症なのです。

この疾患は女性に多いと言われていて、

体のあちこちが強い痛みに襲われる原因不明の疾患です。

よくリウマチに似ているなんて言われるのですがリウマチ自体が身近な疾患ではないので

分からないですよね。

タンスの角に足の小指をぶつけた痛さとかなら誰でもわかるんでしょうけども。

あれ、何であんなに痛いんでしょうね。

おっと、話が逸れました。

線維筋痛症の痛みの話でした。

私の身体で感じる痛みは主に上半身です。

特に腕と背中の痛みが強いですね。

色々な条件で度合いは変わりますが、

基本的に肘の下と二の腕は強い力で掴まれているような感じです。

背中は筋肉が硬直するような痛み。

指の関節はズキズキと。

足と腕は日焼けしすぎたようなヒリヒリした痛みも感じています。

酷いときは歯茎がズキズキしちゃうくらいです。

これが24時間365日ずーっと続いています。

特に今の時期は目が覚めて起き上がるまで2時間くらいかかることもあります。

当然のことながらストレスがかかるわけで、メンタルをやられてしまうことが多い疾患で

もあります。

もちろん私も。


というより線維筋痛症がきっかけでうつになり、双極性障害になっているので非常に密接

な関係性があります。

これを書いている今がまさにその状態で痛みがひどくなりうつがひどくなる。

うつがひどくなるので痛みが増す。

日本経済並みの悪循環です。

一般的な治療法としては服薬による対処療法か適度な運動なのですが、

すでに双極性障害の治療をしているため使える薬が限定的になってしまう泣きっ面にスズ

メバチ状態なので、

まーなかなか大変です。

メンタルを崩すとフィジカルも崩す。

逆も然り。

優しい貴方ならこう思うでしょう。

『もっと副会長に優しく丁寧に接してあげなきゃ…』

なんてのは冗談(7割)ですが、

身体が痛くない状態というものは忘れてしまいました。

まーしんどいですよ。

趣味のギターが弾けない、PS4のコントローラーを握れないなんてこともあるのでストレ

スは溜まる一方。

ますます滅入ってしまうわけです。

私が一時期、シャロームの家に通っていた時、

通勤時間の長さもあり、お昼前に到着していた事情もここにあります。

まず起きるのに時間がかかる。

さらに満員電車に乗れないのでラッシュを避けたいんですね。

考えてみてください。

身体のあちこちが痛い状態で満員電車に乗るとどうなるか。

拷問です、はい。

もう到着する頃にはグッタリです。

出勤と同時に退勤したいくらいです。

となるとやはり出勤をズラしてもらうしかないのです。

合理的配慮というやつです。

決して髪型のためとか洋服のコーデに時間を取られているわけではございません。

そこは誤解なきよう。

多かれ少なかれ誰でも痛みとは付き合っていると思います。

頭痛であったり(ちなみに偏頭痛持ちでもあります)胃痛であったり急な出費による懐で

あったりと、

まぁ何かしらあると思います。

ただ多くは一過性というか一時的なものが多いですよね。

そもそも痛みは何かしらのSOSですから

長引くということは何らかの危険を身体が訴えているわけです。

そうなると私の身体は何を訴えているのだろうかと考えたりもするのですが、

考えたところで何も解決しないアジャパーな状態なので『耐える』という方法しかないの

ですが、精神力を使うため疲れ果ててしまうわけです。

鮎原こずえじゃなくても涙が出ちゃうんだから。


私たちの仲間にも精神疾患だけではない方がいます。

だから優しい人が多いのかなと思うこともあります。

心も身体も痛みを知っているからこそ理解できる部分があります。

それこそがピアの強み。

そんなステキな人が集う場所。

それがYPSでございます。

今日も私は痛みとうつでクラクラしながらも出来ることには取り組んでいます。

この文章を書くこともそうです。

この経験も何かの役に立つかもしれないと信じながら、

誰かの暇つぶしになるかもしれないと思いながら。

そんなエゴにお付き合い頂きありがとうございました。

それではまたYPSでお会いしましょう。

顔で笑って腹で泣く野間でした。

アディオース!

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