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突撃!宮崎ピア!前編!

  • 執筆者の写真: MZM
    MZM
  • 2019年8月26日
  • 読了時間: 5分


横浜を震撼させたピアまつりから早いものでもう一ヶ月。

ピアまつりを口実に愛の本の編集作業から逃げていた副会長です。

いよいよ逃げ場がなくなり腹をくくってPCとにらめっこ・・・と思っていたのですが、

身内で不幸があり急遽、故郷の宮崎県に帰省したところに台風が直撃!

帰るに帰れない状況になり『仕方なく』『やむを得ず』宮﨑でぶらぶらしております。


とはいえ腐ってもYPS。腐っても副会長ですのでやることやってきましたという手土産の一つでもないと罷免されてしまうかもしれなくもないような気がしないでもないので、

ちょっとひとっ走りしてきました。はい拍手。

で、何をしてきたのかというとピアスタッフがいる事業所へサクッと連絡をして訪問してきました。しかも2ヶ所。はい、もう一回拍手。


最初に訪れたのは『江南よしみ地域生活支援センター』です。

おや、写真を見せろと仰っしゃりますか。いやーそれがないんですよ。

だってこの日は台風が上陸寸前で雨は風は吹き荒れ雨は横に降りという天気だったもので。ま、ここはひとつ大目に見てちょ。

というか身内の不幸すら利用する図太い神経を褒めてほしいぜ。


実はこの『江南よしみ地域生活支援センター』には以前から密かにコンタクトを取っていて帰省のタイミングに合わせて訪問できるように下準備をしていたのです。むはは。

それが功を奏しスムーズに話は進み、すぐに訪問することができました。

『ピアスタッフ』つまり雇用されている。このことがどのくらい大きな意味を持つかは、

YPSの皆さんなら察しが付くと思います。

何しろYPSでもピアスタッフは少数派というキビシー現実。

これは今後のためにぜひお話を伺いたい、いや伺わずには帰れない!

というわけで老体の親父に鞭打って車を走らせ宮崎市内を南へ。


ここを運営しているのは社会福祉法人の『慶尚会』さん。

特養やデイサービスといった介護福祉にも取り組んでおられ、A型事業所も運営しているまさに包括的な法人さんです。


そして風吹きすさぶ中、ついにご対面でございます。

メールを通して、JPOP-VOICEの動画を通じて何となく知っているとはいえ、

やはり直接お会いしないと分からないのが雰囲気。

まー出てる出てる優しい雰囲気。感じる感じる安心感。これですよ、これ。

ピアスタッフに接したことがある方にしか分からないこの雰囲気。

あえて名前は伏せてミカさんとお呼びすることにしますが、ミカさんスゴい方です。

もともとは別の施設(後編で出てきます)でピアを知り有志で勉強会を始めJHC板橋から講師を招いたり福岡や熊本、鹿児島など近隣のでのピア活動を見学したり研修に参加するなどなど、とても熱心に行動されたのですが・・・はい立ちふさがる雇用の壁。何処も同じですね。

そして深く傷ついたミカさん・・・よぉぉく分かります、この気持ち。

しかし!その姿を見た支援者は放ってはおかなかった。ここまで情熱を持ってリカバリーと学びを続けてきたミカさんのために周りの方が動き出したのです。

まさに「どげんかせんといかん」です。

そしてピアについてスタッフの方々も共に学び雇用の必要性を法人全体で考えて、

ミカさんを雇用するに至ったという横浜市の事業所も見習えよと言いたくなる素晴らしい連携でした。

実は宮崎県は平成20年からピアの必要性に着目して積極的に行政事業として取り組んでいたのです。

カジノを検討している横浜市とはエライ違いですね・・・まったく。

おっとまた話がそれてしまった。すいませーん。


さてようやくお会いできたミカさんですが、とても穏やかでほがらか、温かい方でした。

しかし内に秘めたピアへの情熱はとても熱い。

それは苦しんでいる仲間の役に立ちたいという真摯な想いから生まれる情熱。

もう今すぐYPSの仲間になってほしい方でした。

ミカさんが働いている江南よしみ地域生活支援センターはプログラムも充実しています。

写真ワークショップ、社会資源勉強会、親子ピア勉強会やカラオケ交流会、みんなで楽器演奏会、調理で交流会にピアサポーター交流会、ボウリング交流会などなどなどなど・・・

すごいぜ江南よしみ!って感じです。

横浜市の生活支援センターなんか比べ物にならないくらい充実したプログラムばかりで驚きました。

他にもバレーボールやグラウンドゴルフといったスポーツプログラムや就労についての勉強会も開催していて活気あふれる場所でした。

ミカさんは横浜のピアが来るということで先進的なピアの話が聞けるのではと思っていたとのことですがむしろ横浜市の遅れが露呈する結果となりました。

それこそYPSは盛んに活動していますが同じ横浜市でも北部に行くとピアのピの字すら知らない方がわんさといる悲しい状況。

それでもこうして私の故郷でピアが盛んに活動していることを肌で感じることができる素晴らしい機会となりました。

そのうちミカさんとスカイプ交流会を企画しておりますのでその辺もぜひお楽しみに。

台風の接近もあり1時間ほどしか滞在できませんでしたが次回は開所から閉所まで滞在したいと思います。


というわけで前半はここまで。後半は別の事業所『地域生活支援センターすみよし』について紹介しますのでご期待ください。

というわけで宮崎から副会長がお届けしました。


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