最近、色々と考える中で思うことが溜まっているので発酵する前にコラムを書くことにした副会長です。
先日、うちの親父(70歳)が脚立から落っこちて右手をポッキリと骨折しました。
大したことはなかったのですがボルトとプレートで固定してリハビリ通い。
70年生きて初めての入院と手術。
少しは意気消沈しているかなと思いオカンに聞いてみたけれどケロッとしているみたいです。
ただ手術はイヤ!ということでボルトとプレートはそのままに。
こうして親父は右手首だけターミネーターになったのですが、その時にふと思ったこと。
それは手術ってやっぱり怖いよなぁと。
だってお腹やら頭やらを切り開くわけです。
「麻酔」がなけりゃ死んじゃうようなことを当たり前のようにしてるって冷静に考えるとかなり怖い。
そんなことをふとオカンに話したところ帰ってきた答えがまた驚き。
「精神科のほうが怖いでしょうに」
ふむ、怖い…と言われたら確かに怖い。入院したら虐待を受けたり暴力を受けて殺されちゃうこともある診療科だからね。
治療のために通ってるはずが逆にどんどん悪くなっていくこともあるし。
うん、とても医療とは言えないようなことが起きる診療科だよなぁ。くわばらくわばら。
ん?ってことは…医療じゃないじゃん。それじゃだめじゃん(春風亭昇太)
刑務所で刑務官が受刑者をリンチしようものなら大騒ぎになる。メディアは連日のように取り上げるだろうし再発防止だついでに不信任決議だ云々。
おなじみ「遺憾の意」を誰かがあらわしアムネスティあたりから抗議を受ける。
ところがどっこい精神科で起きた事案については実にあっさりしている。
現実は胃もたれして胸やけするくらい濃厚なのに。
そして「運悪く」世に出てしまった氷山の一角に過ぎないのに精神科という特殊な環境で起きた特殊で稀な事件としか思っていないし報道自体がそういう扱い方をする。
あれれ…ということは本当に怖いのって何なんだろう?
無関心?差別感情?無知?人?社会?
うーん…答えが出ないなぁ。
これを読んでくださった方、そうあなたです。
本当に怖いのって何だと思います?
いつかあなたの答えを聞かせてください。
それではまた近いうちに。YPS副会長でした。
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