この度、YPS横浜ピアスタッフ協会はピアスタッフ/ピアサポーターの育成を行う「ピアマスター」という講座(実習あり)を開講いたしました!
今年のはじめより内部で企画準備が進められ、何度も会議を行い、9月8日に満を持して第一回目の講義が行われるということで、ホームページ担当のMZMが現場に潜入!その様子をレポートいたします。
当日、9月8日土曜日、場所はウィリング上大岡。
胸の高鳴りを感じながら、会場の部屋を訪れるとそこは、写真に収まりきらないほどの受講者(20名近く?)が。
さっそく司会の瀧沢さんが進行をしていきます。その後「ご入学おめでとうございます!」と口火を切った、我らがYPS会長の住友さんの挨拶では「ピアマスターは“まごころとコミュニケーション”が大事!!!」と妙な動きをしながら力説しておりました。
つづきましてご来賓の宮本さまと相川さまのお話がありました。宮本さまは受講者からぐいぐいとピアスタッフへの思いを聞き出してまいります。その上で、「ピアサポートの捉え方は人によって違う。資格はなくてもピアはできる。だからこそ根底には自分がされて嬉しかったことを指針にやるのが大切」~のようなお話でした。相川さまからは「ピアスタッフは回復をもらう立場から与える立場になる。仲間が集うと誰かを排除することになる。ほどよい距離間で緩やかな繋がりのある社会をピアスタッフが先頭をきってつくってほしい」~のようなお話でした。途中、瀧沢さんがピアマスターの由来についてもお話ししていました。なんでも、自分で考え自分で行動するピアの高みを目指してほしいという思いが込められているとか…。担当者MZMの文章まとめの力が足りずに恐縮ですが、大変勉強になるお話でした。
さて、受講者のみなさんにも主体的に動いてもらおうということで〈似顔絵&他己紹介タイム〉が始まりました!他己紹介、ご存じない方はインターネット検索ください。でも、問題なのは、今回の似顔絵、ただの似顔絵ではないこと…なんと手元の紙を見てはいけない似顔絵(相手の顔だけを見ながら手元は感覚だけで描く、しかも30秒間で)というなんともリスキーなやつです。お手本に司会の瀧沢さんのお顔をYPSスタッフ相沢さんが手元を見ずに描いたところ、こんな絵に(→右)。
なんと…絶妙に特徴を捉えている!(瀧沢さんご本人と見比べたい方はぜひYPSまでお越しください☆)すごい!そんなワークもあり和やかに発表も進行。受講者からは、ピアマスター受講の動機について「苦しんでいる人に手助けをしたい。自分が苦しんでいる時にいろんな人の話がとても役に立ったから。」「ピアサポートをやっていても上手くいかないことがあり、スキルアップをしたい。」「人間って何だろう?」などのお話しが聞けました。十人十色ですね。
そして、お待ちかねのグループディスカッション。YPSのスタッフ陣もファシリテーターとして参加します。〈なぜピアスタッフ/サポートになりたい?〉〈どんなピアスタッフ/サポートになりたい?〉〈ピアマスター応募の動機は?〉の3つのテーマを3グループに分かれて3回ディスカッション(計一時間)です。他己紹介でも触れられたテーマをグループディスカッションでやるのは偶然なのでしょうか??車座になって、率直に、大真面目に話し合いが行われました。みなさんお一人お一人が、考えや体験や気持ちを言葉に置き換えていく時間。担当者MZMも途中参加させていただきました。やはり、見ているだけでなく参加すると考え方がいっきに深まりますね。YPS会長が、「ピアの型にハマらないでほしい。(だから自分なりのやり方で相手を大切に考えるような)対話を大事に。」~のような発言があり、会長の凄みをチラリと見せつけておりました。受講生のみなさまディスカッションいかがでいたでしょうか?
そうこうしているうちに、終わりの時間となりました。最後に、全員で歌をうたって終わりました。小堀さんが〈愛しの〇リー〉と〈ア〇パンマンのマーチ〉に、ピア要素をふんだんに取り込み、考え抜いた替え歌でございます。高らかに歌い上げ一体感をもって終わりました。
以上で第一回目の潜入レポートは終わりです。担当者MZMはこの日、受講生のみなさんと講座に参加できて大変有意義でした。よりよいピアを目指す仲間と集う…こんな土曜日の過ごし方もいいですね。
「ピアスタッフか~、ピアマスターか~、なんだろうできるかな~」と迷われているみなさまのご参考になれば幸いです。また、実習受け入れをご検討くださる団体施設の方々にもご参考にしていただければと思います。ご検討よろしくお願いいたします。
最後に、次回(第二回目の講座)の潜入レポートをしてくだる方を募っております。(担当者MZMは用事があり不在のため)。メールが出来ればOKです。ご興味ご関心のある方はYPS横浜ピアスタッフ協会までご連絡ください!
YPS ホームページ担当 MZM
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