ピアマスター(ピア養成講座)が最近どうなっているのか?2018年9月以来潜入レポートが止まっていて気になっている方もいらっしゃることでしょう。お待たせしました!ホームページ担当のMZMが4か月ぶりに講座を取材してきました。
2019年1月19日土曜日、場所は神奈川県地域労働文化会館。
ホームページ担当が取材していないこの4か月間、個人的にはピアマスター参加者から少しお話しを聞かせてもらっていました。なんでも実習に参加者がそれぞれ行っているとのこと。今日はそのお話がたっぷり聞けるのかしらとワクワクしながら部屋に入るとそこは・・・。
参加者が2~3名ずつチームになって何やら熱心に話し合っているではありませんか。今日、講座スタートして10分後に部屋に入った私が見たものは、昨年9月のときのドキドキしたものではありません。やわらか、そして、地に足がついているような、そんな雰囲気です。今日は参加者が実習先ごとに発表を行うので、その直前打合せの最中でした。
ほどなくして発表時間となりました。ここからは、発表内容を抜粋して書きます(個人情報に配慮して若干表現を変えています)。
「一日じゃ実習が足りなかった」、「実習先の職員さんは厳しいし、優しい以上に真剣であるということを知った」、「自分の話は出来たけど、利用者さんの話を質問交えて聞けなかったのが反省点です」、「個人情報(写真)の取り扱いを失敗してしまった。利用者さん感覚でいたので指摘されるまでそれに気付かなかった。」、「自分の病気と違う人の対応にピアがつかえるか悩んで、自分なりにやったけど・・・どうだろう?」「話し合いでみんなとともに涙したことで、実習生の立場でも距離感がぐっと縮めることができた」、「ごはんを通じて場が和むという考え方を教えてもらったから料理をもっとがんばりたい」、「施設によって利用者さんへの対応の違い感じた、やり方は一つじゃない」などなど。 ―――取材ノートがびっしりになりました!でも参加者はもっといろいろ考えられるという期待を込めてホームページ担当も感想を言わせてもらいました。みなさん外野の感想を聞いてくださりありがとうございました。
さて小休憩をはさんでグループワークです。
とあるグループに混ぜてもらいましたので、やりとりを少し載せます。
「これからどうする?」という課題に対して「どうしたらいいのか知りたい」と参加者から声がちらほら。「ピアマスターをやって、近づいているはずだけど、これからどうしたらいいのかわからない」「自分は実習しても発見がなかった。周りとちがう。」ここからがグループワークのいい所!とにかく話します。ファシリテーターも話しのお手伝い。「それを素直に言えるっていいよね」まさに!それですね。ここからこのグループは話しが広がりました。「事前準備が足りなかったからかな?」という人もいれば、「(精神的なケアがやりたいから仕事を教えるだけはいやだ・・・という話に対して)仕事に打ち込む姿を見るだけで感化されるよ!」という意見を聞いて「その考えは新しい!!」と気づきを得た人も。
それから参加者全員がグループワークをした感想を一人一分で話してもらう時間となりました。全員分掲載したいけどもこちらも一部だけ紹介します。
「これで終わりにしない」、「自身が持てた」、「我々は人間だ、間違いはあるけどそれを認めるのが大事」、「世界が広がった」、「自分を好きになることは相手を好きになること」、「精神的にも肉体的にも弱いところが見えたけど、がんばりたい」など。
最後に、いつもお馴染み、替え歌を全員で歌いました。なぜかしら、替え歌の歌詞が胸に響きます。【♪泣かせたこともある、泣かされたこともある、寄り添う気持ちがあればいいのさ、、、】これまでの歩みがスライドショーのように思い出されます。次回(2月9日土曜日)のピアマスター第6回目は修了式となります。これは、ぜひまた見学に来なくては!
ということで、潜入レポートでした。見学はどなたでも可能ですので、横浜ピアスタッフ協会までご連絡ください。さいごに実習受け入れ施設・団体・ご関係者の皆様ありがとうございました。
YPS ホームページ担当 MZM
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